今日の牧師会は、私が学びの担当で、テーマは「思春期と牧会」でした。
その中で紹介したリサーチ論文「クリスチャンユースのラポール形成に関する質的研究」岡村直樹(東京基督教大学教授)の全文が、以下のサイトで読むことができます(岡村先生は私の修士論文の指導教員です)。
https://ci.nii.ac.jp/els/contents110009552508.pdf?id=ART0009996566
若い人たちが嫌うリーダーの態度、以下のような「上から目線」(93頁)は、気をつけないといけないですね。
「すごく偉そうな感じ」
「ものごとを決めつけて話す」
「自分の意見を押しつける」
「自分の意見を押し通す」
「頑固で否定的」
「自分ばかり話して、人の意見を聞かない」
「自分は知っていて、生徒は知らないみたいなことを思っている」
「自分が正しいっていう感じの話し方」
「正論ばかりを口にする」
「こちらの考えを否定する」
「意見を全否定された」
また「何を話すかより、どう聞くかが大切」(99頁)ということも大切な指摘です。
「聞くに早く、語るに遅く」というのは、コミュニケーションにおいて、とても大切なことだと改めて思わされます。